社会心理学

誠実な人の特徴や人柄の見分け方は存在しない!だが、・・・

投稿日:2017年11月24日 更新日:


誠実な人、特徴、、人柄、見分け方

 

誠実な人ってどんな人だと思いますか。

 

「挨拶をする人」「感謝をする人」「部屋を綺麗にする人」など例を挙げれば、きりがありません。

 

心理学的に結論から言えば、誠実な人はこういう特徴があるということはないのです。

 

状況によるということです。

 

状況によって、人は誠実になったり、嘘をついたりするのです。

 

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人は見られると!?

フランスの哲学者、シャン=ポール・サルトルは他者の視線を「ザ・ルック」と呼び、人は他人の視線を感じると、自意識にいたたまれなくなると主張。

 

神経科学の分野では、その主張の正当性をある程度まで立証しているものの、不安を感じている、もしくは何かをごまかそうとしている人間に限る。そして、アイコンタクトは信頼感を高める傾向があり、望ましい社会行動をしている者同士にとって今後ン協力関係を築いてくれる。

 

サルトルは、人間は相手から凝視されると羞恥心を抱くといっており、人間が独りでいる時は社会的モラルが薄れると提言。

 

ふ~んって感じ。

 

誠実な人になるには!?

イギリスのニューカッスル大学の進化・行動研究グループは、この過程を裏付ける実験を行った。

 

あるオフィスにコーヒー、紅茶、ミルクがそれぞれ入ったサーバーを設置し、その隣のテーブルには各ドリンクの価格表と「心付け」用の箱が置かれていた。

 

しかし、研究者らはそこにもう一つの要素を加えていた。

 

それは価格表の隣に写真を飾ったことだった。

 

10週間にわたって、実施された5回の実験では、いろいろな花を写真が飾れたが、他の週には、ドリンク購入者を食い入るように見つめる様々な両目の写真が飾られた。

 

そして、両目の写真を採用した週の集金率は、花の写真を採用した週の3倍も増加した。

 

つまり不正行為が減少し、気前の良さが顕著になったというこということです。

 

別に誰かに見られていたわけでもなく、こちらを見ているただの写真で、被験者たちは誰かに監視されているように無意識に感じてしまったんですね。

 

研究者たちは、「人間の知覚系統は、顔や目を持った刺激要因に対し選択的な反応を見せる神経細胞を有している。このことによって、実験に使用された両目の写真は、何らかの視線を感じるという被験者の認知力に自動的、かつ無意識の影響を与えた可能性がある」と説明。

 

誠実な人になってもらうために

ニューカッスル警察署はこの研究結果を踏まえ、犯罪防止キャンペーのためにじっと睨みつけるような目と「我々は犯罪者に目を光らせている」という一行文句を作成した。

 

すると、初年度だけで犯罪率が17%減少。

 

人間は見られているという感覚を持つと、誠実であろうという気持ちと協調性が向上するのですね。

 

逆に誰にも見らていないと思えば、利己的な行動をとってしまう可能性が高まるということです。

 

ちょっと一言

人間は写真でもこちらを見ている、目を強調したものなら、誠実になりやすくなり協調性が高まるということがわかりました。

 

人間の心理は時と場所などにより変化するものです。

 

ですので、一つの特徴などを見て、「この人は誠実な人だ」「この人は信用できない」などとすぐに決めつけてはいけません。

 

人の心は変化していくものですから。

 

ですので、信用できない人間には「みんなも君のことを見ているから、今回の仕事頼むぞ」みたいなことを言えば、中途半端な仕事はしにくなるはずです。

 

誠実な人、そうではない人を見極めるのも大事ですが、誠実な人になってもらうことの方がもっと大事だと思いませんか。

 

逆に誠実だと思っていた人が突如、裏切ることだってあります。

 

一番、大事なのはその都度、自分の頭で考えることです。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。他には、どんどん新しいことを知って挑戦していくことと、そんな人が好きです!

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