社会心理学

脅威を感じると、人は非人道的な行動をとってしまう!?

投稿日:2017年10月14日 更新日:


脅威、感じる、人

 

人間は自分の死を感じ、政治的信念を反対されると相手に攻撃になるよという話をしました。

 

それに引き続き、今回は自分にとっての邪悪な者の死は自分の死の恐怖を和らげてくれるのらしいです。

 

なんだか怖いですが、でもこういう科学に基づいて考えて行けば、いろんな問題解決の糸口に僕はなると思っているので、こういうことも書きます。

 

逆に現実を見ないでいると、いつまでたっても同じことの繰り返しのような気もしますので。

 

スポンサーリンク
 

 

恐怖から逃れるためなら

スキッドモア大学心理学教授のシェルドン・ソロモン、アリゾナ大学心理学教授のジェフ・グリーンバーグ、コロラド大学・コロラドスプリングス校心理学教授のトム・ピジンスキーは、2006年の実験で、自分の死すべき運命や9・11の事件を思い起こさせられた保守的なアメリカ人は、アメリカに直接脅威を及ぼしていない国に、先手をとって、核兵器や化学兵器で攻撃することに賛成した。

 

さらに彼らは・オサマ・ビン・ラディンを高速、または殺害することは、たとえその過程で大勢の罪のない市民が殺されたり、負傷したりしても、そのリスクを冒す価値があると感じていた。

 

リスクというより、早く不安を取り除きたいという感じもしなくはないですが。

 

別の研究では、アメリカ人は死を思い起こさせられると、アメリカの情報機関が残酷で屈辱的な尋問テクニック(拷問)を外国字容疑者に使うことに、より寛容になることが明らかになっている。

 

イスラエルでの同じような研究で、政治的に保守的なイスラエル人は、死すべき運命を思い起こさせられると、パレスチナ人に対する暴力を正当と考えるようになることがわかっている。

 

この被験者はさらに、イランに対する先制の核攻撃も支持した。

 

そして、自分の死すべき運命を考えた後、イランの大学生はアメリカに対する殉死攻撃への支持を強め、さらに自分自信が自爆テロを行うことにも関心が高くなった。

 

じゃあ、死への不安がなければ、攻撃したり、自爆テロをしたりということもなくなりますよね。ただ、後はその原因ついては、僕は知りませんが。

 

脅威に感じる相手の死は自分が感じる死への恐怖を和らげる

アルバータ大学のジェフ・シメルらが、熱心なキリスト教徒被験者に、オーロラに関するごく普通の記事か、「イエスの家、イスラム教徒にのまれる」と題された、実際のニュース記事を元にキリスト教徒にとって、脅威になるように考えてでっち上げられた記事の、どちらかを読むように指示をした。

 

後者の記事は…

何万という住民が、イスラム運動組織(ナザレの主要なイスラム正当)の指導者たちが大通りを行進するのを見つめていた。

 

祝賀パレードだと宣伝されていたが、いかにも好戦的で勇猛だ。

 

ストリートパレードというよりは、軍事パレードに見える。

 

武装して祝典に加わっていたイスラム教徒たちは、太鼓を鳴らし、緑色の党旗を振りかざし、拡声器のそばにいる男が繰り返しアラビア語で「神は偉大なり」と絶叫し、何百人という活動家が、「イスラム教が唯一の真実」や「イスラム教が全てを制す!」など、イスラム教原理主義の言葉を叫びながら、もったいぶって歩いている。

 

被験者の半数は、さらに飛行機の墜落事故に関す段落も読む。

 

「関連ニュースとして、本日、117人の敬虔なイスラム教徒がナザレでの犠牲祭に向かう途中で死亡した。・・・生存者は報告されていない」。

 

そのあと被験者全員に、死に関する考えがどれだけ頭に浮かびやすくなっているかを測定するために、単語穴埋め課題が課せられた。

 

結果、「イエスの言え、イスラム教徒の波にのみこまれる」という記事を読んだキリスト教徒の方が、オーロラについて、読んだ被験者よりも、死について考える度合いがはるかに高く、イスラム教徒がキリスト教徒の聖地を占領しているという考えが、死の不安を呼び起こしていることを示している。

 

飛行機事故でイスラム教徒が死亡した記事も読んだ被験者は、オーロラについて読んだ被験者と同じくらい、死について考える度合いが低かった。

 

つまり自分にとっての脅威になる集団、人の死が自分自身の死への恐怖を和らげてくれたのだと考えられています。

 

ちょっと一言

自分が死に対する脅威に感じる相手には、たとえそれが他の犠牲を払おうが、それだけの価値があると考えたり、外国人容疑者を拷問することに寛容になったり、自爆テロに関心を持ったり、さらにそういう相手が亡くなると、自分の死(脅威)がなくなるということでした。

 

単純におたがい攻撃しなけりゃいいのにというのが僕の子供じみた感想です。

 

ちなみに普段の生活でも相手を傷つけるようなことは極力避けた方が良いです。

 

ただ恨みを買うだけでなので。

 

反対にされたら、仕返したくなりますが、ろくなことになりませんので頭にあることを紙に書くことおすすめします。

 

紙に書くと、自分の感情や相手がなぜそれをしてきたのか客観的にわかってきたりします。

 

もし、意味不明でも感情を書くだけで気持ちがすっきりします。

 

ぜひ、試してみてください。

 

スポンサーリンク
 

スポンサーリンク
 

-社会心理学

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です



【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。他には、どんどん新しいことを知って挑戦していくことと、そんな人が好きです!

スポンサーリンク



スポンサーリンク