社会心理学

子供に偏見を持たせないためには?

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子供、偏見

 

当ブログでは、何度か差別や偏見について取り扱ってきました。

 

今回は根本的に何で偏見が生まれるのかを見ていきたいと思います。

 

その根本を知るには、子供について知ることが一番です。

 

子供たちは、果たして偏見を持っているのか、持っていたらどういう子供たちなのかがわかれば、偏見をなくす糸口になると思いませんか。

 

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偏見を持たない子供は!?

心理学者のハイディー・マグラスリンたちは、6歳から9歳の白人の子供たちにある曖昧な写真を見せた。(1)(2)

 

校庭のブランコの前で、一人の子供が痛そうな顔をしてしゃがんでいた。その隣には別の子供が立っていた。

 

立っている子供が黒人で、しゃがんでいる子供が黒人の場合もあれば、反対の場合もあった。

 

他にも、カンニングしているとか、盗みをしているという解釈ができるような写真心があった。

 

子供たちはその場面を説明して、それに関する質問に答えるように言われた。

 

この実験のポイントは、子供たちは人種を考慮するように強いられてはいなかったこと。

 

つまり、子供たちが人種について何かを言えば、それは自然にあぶりだせるということ。

 

その結果、子供たちは人種を問題にした。

 

白人の子供たちは、白人の子供が被害者で、黒人の子供が加害者に見える場面について、こうしたあいまいな状況をを悪い行いに結び付けて説明しようとした。

 

ただし、重要なことは、それが白人の子供だけが通う学校に限られたことだった。

 

様々な人種の子供たちが通う学校の白人の子供たちは、登場人物の人種に影響されていなかった。

 

他のいくつかの研究でも、子供たちが自分と同じ人種の子供たちをひいきにし、良い人間だと考える傾向がありますが、それもほとんどが、同じ人種の子供だけが通う学校に限ったことだという結果が出ています。(3)

 

それとは反対に、様々な人種の子供たちが通う子供たちが通っている学校で、研究が行われる場合は、子供たちは人種を問題にしていません。(4)

 

こういう結果を、社会心理学者が言う「接触仮説(適切な環境での社会的接触は偏見を減らす)」という見方を裏付けているようです。(5)

 

単純接触効果とも近いですね。

 

ちなみに、3歳児は男の子は男の子と、女の子は女の子と遊ぶ傾向があります。(6)

 

そして、3歳児は人種を気にしていません。

 

人種を気にするようになるのは、5歳時くらいで、白人の5歳児に白人の子供と黒人の子供とどちらと友達になりたいと尋ねると、白人だと答える傾向があります。(7)

 

ところが、訛のある白人と訛のない黒人では、黒人を選ぶようです。(8)

 

なんか面白いですね。

 

ちょっと一言

偏見をなくしたいなら、同じ環境で何かをすることが良いみたいですね。

 

というか、白人の子供だけが通う学校ってあるんだと個人的にはビックリしました(゚Д゚;)

 

単純に線引きするから、差別や偏見が生まれるかなとも思いました。

 

誰と付き合うかは個人が決めればいいと思いますが、とりあえずいろんな人と触れ合う環境が大事だっていうことですね。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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