社会心理学

ネットいじめを減らすにはKiVaプログラムを採用すといいかもという研究!

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現在の学校のいじめって、ネットによるものもあるらしいです。

 

僕が子供の時には考えられませんでした。

 

と言うか、そもそもネット自体がありませんでしたので。

 

で、今回はネットいじめを減らすための研究を紹介しようと思います。

 

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ネットいじめを減らすKiVaプログラムとは?

トゥルク大学のクリスティーナ・サルミバリたちは、234の小中学校(生徒数の合計は2万8000人)を対象にして、2年間にわたって学校全体でのネットいじめ問題への取り組みを調査した。(1)

 

まず、学校は2つのグループに分けられた。

 

一方の学校のグループにはそれまでと同じように運営してもらい、ネットいじめについて特に新たな取り組みをしない(対照群、)もう一方のグループの学校では、「KiVa」と呼ばれるプログラムを実施する(実験群)。

 

KiVaは、生徒や教師、親にネットいじめ問題を理解してもらうための教育を実施するほか、生徒がいじめられた子どもに共感し、いじめを防ごうとするような環境を育むことが目的。

 

そして、いじめが起きると教師はいじめた子供と、いじめられた子供になども会い、問題の改善を試みる。

 

また、いじめられた子供を助けようとする共感的な環境(コミュニティ)を育むためのに、2~4人のクラスメートによる話し合いの場も設けた。

 

さらに、生徒はゲームやロールプレイングなどの形で、ネットいじめを防ぐ方法を実習によって学んだ。

 

このプログラムは、ネットいじめに興味を持たせないようにするための研究が示した「仲間の行動に良い変化が起こることで、いじめによって得られる報酬が減り、結果的にいじめへの動機付けが減る」という考えに基づいている。(2)

 

このプログラムは、学校の教育スケジュールの一環として定期的にに実施された。

 

小学校ではネットいじめに関する1時間の授業を月に2回、中学校では年に4回行った。

 

授業の合間には、学習した内容を復習して、仮想環境でいじめ防止のスキルを学べるコンピューターゲームをプレイした。

 

研究の開始時点、6か月後、12か月後に、対象となったすべての小中学校の生徒がネットいじめの経験についての調査に回答した。

 

その結果、KiVaプグラムを導入していた学校の方が、していなかった学校よりも、生徒がネットいじめを受ける割合が低いことがわかった。

 

また、KiVaプログラムが及ぼした影響は小学生に対して大きかった。

 

一方で、中学生にも(特に、男子生徒が多いクラスで)効果的だとわかった。

 

ちょっと一言

結構大規模な研究なので、それなりに効果はあると思います。

 

問題なのは、こういう方法を学校が取り入れるかどうかが問題なんですよね。

 

ただ、「いじめをするな」とか言ったって、いじめがなくなるわけがないので。

 

それよりは、こういう研究を基にして対策を立てた方が少しでもよくなると思うんですがね。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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