社会心理学

正当化してしまう心理学!~ミルグラム効果とは?~

投稿日:2017年7月10日 更新日:


正当化、心理学、ミルグラム効果

 

社会人になったことがない僕ですが、当然社会人になると、上司と部下の関係になります。

 

多分、部下は上司の言うこと聞くような関係になると思います。

 

そして入社して、最初はお互いのことを知らないので上司も気を遣ってくれていたけどいつの間にか、命令口調になったり、怒号を飛ばしたりと、

上司の言うことは絶対みたいな感じになっていることってありませんか。

 

でも考えてみてください。最初は仲間みたいなヨコの関係だったのが、どうしていつの間にかタテの関係になるのでしょうか。

 

少し話はそれますが、有名な「ミルグラムの実験」というものがあります。

 

この実験でフォーカスをされやすいのが、白衣を着た科学者が言うことは3分の2の人が自分の倫理に反しても言うことを聞いてしまうというものです。

 

よく取り上げらるのが権力の服従を研究したものとされているんです。

 

確かにそうなんですが、この実験では、重要なことがもう一つあるんです。

 

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ミルグラムの実験は最初は良いが、

社会心理学者のスタンレー・ミルグラムが考案した実験では、自分は参加せず、他人に科学者らしい格好をさせ、20ドルを進呈する前提で被験者に「学習における懲罰の効果を知りたいので、電気ショックを与えてほしいのです」

 

しかし、それに加えて、500ボルトという信じがたいほどの痛みを伴うのですがねと言われれば、大半の人が断るはず。

 

でもこれが10ボルト、20ボルトの場合はどうなんでしょうか。

 

10ボルトの場合は多くの人が承諾してしまう。何のリスクもないと思って。

 

しかし実験を続けるうちに、学習者が答えを間違えると、20ボルトの電気ショックを与えるためにレバーを押すように指示される。

 

被験者にとってみれば、10ボルトも20ボルトも大丈夫だと思う。そして、学習者が間違える。すると30ボルトに。

 

だんだん線引きがあやふやになり、どこが安全なのかわからくなってくる。

 

しかも今までやってきたから次も大丈夫だと考えるようになる。

 

そして、450ボルトに。

 

ミルグラムの実験の大事なポイント

前もって、どこまでが安全ですかと訊かれれば450ボルトまでと答える人はいません。しかし、実際の状況で、弱い電流から始めると、人間は一貫性を保ちたいので被験者の3分の2が450ボルトまでレバーを押してしまうという悲惨な結果になってしまうのです。

 

一貫性というと、聞こえはいいですが、実は自分の中で正当化しているだけなのです。

 

10ボルトが20ボルトに、30ボルトに・・・と弱い電流だから大丈夫だろうと、自分を正当化して、深入りするのです。

 

そして、強いはずの電気ショックを与えているころには、大半の被験者は断ることが難しくなってきていることが自分でもわかっているんです。

 

わかっているならやめればいいじゃんと思った方は素晴らしいです。

 

先ほども言いましたように人間は自分がやったことを正当化してしまうんです。

 

わかりやすい例でいいますと、いつも飲み会に行っていたら、「自分はコミュニケーションをするために仕方なく付き合いで飲んでいる」と思うようになったりとか。

 

これを認知的不協和の解消と言います。

 

この不協和はストレスなので早く解消されたいと思うのです。

 

解消するためには2つあります。事実の解釈を歪めるか、行動を改めるかの2つです。

 

ほとんどの人は前者を選択しています。しかも無意識なので事実を歪めていることだと思っていませんので指摘すれば、怒らせるだけです。

 

逆に行動を改める人間は周りからも信用されやすいですし幸福度を高めるための重要なきっかけに気付いているので幸福度は高い可能性があります。

 

ちょっと一言

まぁ、これくらい大丈夫だろうと思うのが罠にハマる始まりです。一方でこんな方法が正しいわけがないと、実験の早い段階で降りてしまった被験者ほど、罠にハマりにくく、立ち去ることができるんです。

 

有害なことでも繰り返しそれをしていると、自分を正当化してしまうです。

 

だからおかしいなと思ったら、すぐに一歩引いたり、誰かに相談したり、一番いいのは立ち去ることです。

 

自分を正当化する前に。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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