社会心理学

犯罪を減少させるには服役なんかをさせるより修復的司法を取り入れた方が良いかも!

投稿日:2021年3月26日 更新日:


 

最近日本では、色んな犯罪が出てきて厳罰化を求める声をニュースで見ます。

 

でも、ただ、厳罰化するだけで犯罪率が減るのでしょうか。

 

もちろん、減る犯罪もあれば増える犯罪もあるかもしれません。

 

ですが、これから紹介する「修復的司法」を使えば犯罪がかなり減るようです。

 

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修復的司法で犯罪率が減少?

 

1990年代以降、アメリカのインディアナポリス、、イギリスのロンドン、オーストラリアのキャンベラなど多様な地域で修復的司法(恥の意識を呼び起こすことで償わせる)のRCTが行われた。(1)

 

つまり、修復的司法で裁くのか、従来の司法で裁くのかをランダムに割り当てた。

 

ただ、家庭内暴力や詐欺は修復的司法に適さなかった。

 

だが、それ以外の暴力、窃盗、車上荒らしなど様々な犯罪に適用され実験が行われた。

 

ケンブリッジ大学ヘザーストランドたちは、このキャンベルの系統的レビューでは、繰り返しの犯罪と被害者の満足度に対する対面の修復的司法会議(「RJC」)の有効性を検証した。

 

系統的レビューには10件の研究が含まれていた。

 

その結果、修復的司法は犯罪発生の率を低下させるということがわかった。

 

2年後の再犯率を比べると、修復的司法を経た犯罪者の方が明らかに低かった。

 

また、社会にとってコストを相殺してメリットがだいぶあった。

 

ロンドンの実験では、犯罪件数の減少による利益が、修復的司法プロセスの実施コストの14倍に相当していた。

 

また、キャンベラのRCTでは、修復的司法が被害者の助けになることもわかった。

 

暴力事件の被害者は、修復的司法で対応していた時の方が、加害者の新たな暴力に怯えにくかった。

 

さらに、修復的司法の場合では、被害者に誠実な謝罪をする確率が5倍になっていた。

 

一方で、被害者には、チャンスがあるならまた加害者を痛めつけたいかという質問もされていた。

 

通常の裁判が終わった場合は、半数近い被害者が復讐したいという気持ちが消えていなかった。

 

ところが、修復的司法が終わったときには、1割未満だということがわかった。

 

ちなみに、犯罪の多くは復習が動機になるみたいなので、修復的司法にすれば暴力の連鎖を食い止められるかもしれませんね。(2)

 

ちょっと一言

「こんな甘いことをしたら日本では増えるのではないか」なんて思ったかもしれません。

 

そうなる可能性もないとは言えません。

 

ただ、みんなが思っているのは犯罪のない社会が良いということです。

 

そのためには、厳罰化と修復的司法(もちろん他のやり方も含め)どちらのメリットととデメリットを考えて法整備をした方が良いと思います。

 

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【Yoske】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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