社会心理学

みんなと同じでいたいと思うのは実際どこまで?

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車

 

普段着ている服って、何でその服を選んでいるのか考えたことはありますか。

 

僕は全くありませんでした。

着る服を選ぶ理由は

1、周りに合わせてしまう

2、そこに行き格好が望ましい(運動するからスポーツウェアをきるとか)

 

でも人って周りと同じものだと嫌がりあまりに独特すぎると、孤独を感じるのでそこまではしません。

 

じゃあ、どの程度、社会から影響を受けているんでしょうね。

 

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似て非なるもの

ペンシルベニア大学ウォートン校のマーケティングの専門家、ジョーナ・バーガーは色々な大学の学生たちに簡単な調査に協力をしてもらった。

 

調査の方法は4つの選択肢を示して、その中から好きなものを選んでもらうというもの。

 

一つ目の質問は車に関する選択肢は「グレーのメルスデス」「スポーツ・セダン」「グレーのBMWクーペ」「ブルーのBMWのクーペ」の4つ。

 

もう一つはバックパックについてのもので、それぞれ別のブランドの二つの選択肢から選んでもらうというもの。

 

学生にはそれぞれの商品の値段や特徴などの簡単な説明をしてから、買いたいと思うものに○をつけてもらった。

 

社会的影響力がどのように人の選択に左右させるかを調べるために、「他の人々」が何を選んだかという情報も提供しておいた。

 

学生の半数には、製品に関する情報だけについて回答を選んでもらった。カテゴリーごとの選択肢のみを見てもらって、個別に回答。

 

もう半数の学生には「他の誰か」の回答を見せてから、回答してもらうようにした。このグループの回答者には、学術研究の予算が限られているという理由で、一枚の調査票を何人かで使いまわすように指示。

 

一枚の調査票の中で「あなたはどちらを買いますか」という質問の下に、下線を引いた回答欄が設けられ、1つには「回答者1」、もう一つには「回答者2」と書かれている。

 

もし、学生が自分より前に誰かが答えた回答を見ていなければ、「回答者1」の欄に記入するように指示され、もし「回答者1」の回答がすでに記入済みであれば、「回答者2」の欄に記入が指示される。

 

実は社会的影響が働く状況を作るため、どの回答者の前にも、別の学生が回答したと見せかけるため「回答者1」の欄に予め答えを記入していた。

 

例えば、車のカテゴリーでは、ある学生には「回答者1」が「グレーのメルスデス」を選んだように見える調査票が配られ、また別の学生には「回答者1」が「ブルーのBMW」を選んだように見える調査票が配られた。

 

このように各学生たちは、それぞれが回答する前に、別の誰かが回答したと思う状況にさらされた。

 

次に学生たちが「回答者1」が選んでいる回答と同じ答えを選んだかということだった。

 

「回答者1」の回答は研究者たちがランダムに選んだものであったので、学生たちの回答は、実際に学生たちと同じ嗜好を持つ誰かが答えを選ぶ場合ほどには、似た解答にはなりにくい。

 

またドレスコードのあるディナーやビーチで着ていく服を選ぶときとは異なり、個人的にも社会的影響力という面でも、人の行動を左右するような規範は見られない状況。

 

それでもこの実験では、他人の選択がどのように人々の行動に影響するかだけを引き出せた。

 

そこで模倣が起こるとしたら、人々はどんなものでも単純に他の人が選んだものを選んでしまうことになる。

 

逆に差別化が起こるとしたら、人々は単純に誰かが選んだものを避けることになる。

 

この結果は、単に模倣か差別化ということにはならず、もっと複雑なものになった。

 

ただ人同じことをするのではなく、ただ人と違うことをするのではなく人々は、誰かの行動と似ているけれども、同時に異なる選択をした。

 

例えば、先に書かれた回答がグレーのメルスデスの場合、学生はブルーのメルスデスを選びやすい傾向にあった。また、先にブルーのBMWと書かれてあった場合は、グレーのBMWを選びやすい傾向にあった。

 

似ているけど違うっていうことですね。

 

ちなみに人間は自分が間違っていないかを確認したがり、他の人とつながっていたいから似たようなものを好み、そうすることによって自分が正しいことをしているという自信が持てるようになるんです。

 

ちょっと一言

同調したがるのは悪いことではありません。だからと言って、全く、みんな同じというのは個性やアイデンティティーが持てなくなり、自分というのがわからなくなってしまいます。

 

だからみんな、似ているけど違う物を選ぶんですね。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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