社会心理学

自分が食事をする前にある情報を見せられるだけ少食になったりたくさん食べたりする!?

投稿日:2020年12月3日 更新日:


 

今回は、この前と同じように周りの影響で食事量に差が出てしまうという研究を紹介します。

 

ただ、この前と違うのは実際に会っていなくても「前の人がこれくらい食べていた」と聞くだけで左右されてしまうようなのです。

 

そんなことってあり得るの?って思いますよね。

 

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会ってもいない人なのに影響を受けちゃう!?

ルイジアナ州立大学のデボラ・ロスたちは、人々が社会的状況における食事行動の規範をどのくらい影響を受けるのか調査した。(1)

 

まず、参加者に一人で、または実験者が観察している間にクッキーを味わってもらった。

 

その際、前の参加者が10人がたくさん食べた、あるいはあまり食べなかったという偽情報の紙を見せた。

 

その結果、たくさん食べたという偽情報を見せられた参加者はたくさん食べ、ほとんど食べなかったというメモを見せられた参加者はほとんど食べなかった。

 

ただ、参加者たちは他の人の行動を知って、自分がそれに合わせたとは思っていなかったし、認めようともしなかった。

 

また、研究者がどうしてクッキーをたくさん食べたのですか、あるいはあまり食べなかったのですか、と訊ねると、お腹が空いていたから(お腹が空いていなかったから)とか、このクッキーは好きだから(あまり好きじゃないから)といった答えが返ってきた。

 

そして、誰一人として、他の人の食べたクッキーの枚数に影響されることはわかっていなかった。

 

ちなみに、こういう行動ををとる理由はわかっています。(2)

 

自己表現とは、行動を利用して自分に関する情報を他の人に伝えること。

 

2つの主な自己表現の動機は、聴衆を喜ばせることと、自分の理想に一致する自分の公共の自己を構築(作成、維持、および変更)することです。

 

幅広い社会的行動は、これらの自己表現の懸念によって決定または影響を受けるとされています。

 

この研究では、助けの授受、適合性、反応、態度の表現と変化、評価への反応、攻撃的な行動、自己奉仕的および反防御的な帰属ステートメント、タスクのパフォーマンスなどの自己表現の動機の関連性を示すためだということがわかっています。

 

ちょっと一言

ようは、気づいてなくても前の人に倣ってしまうのです。

 

別に、これは食事に限ったことではありません。

 

買い物をしていて、店員さんに「前のお客様はこの商品を買って行かれました」とか言われればつい買ってしまうことだってあるのです。

 

で、帰ってから「なんでこんなものを買ったのだろう」と思うことだってあり得ます。

 

なぜなら、人間は社会的な動物だからです。

 

だから、そういう風なことを言われたら注意をすればいいのです。

 

一方で、相手を説得したければそういう話し方をするのはありかと思います。

 

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【Yoske】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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