社会心理学

賛成意見と反対意見、なびきやすいのはどっち?

投稿日:


 

みなさんは、例えばアマゾンなどでレビューを書くときにそれまで書かれているレビューを読んでから書くと思います。

 

その時に、実は前の人のレビューに影響されている可能性が大きいのです。

 

今回はそんな研究を紹介します。

 

スポンサーリンク
 

 

賛成意見と反対意見の社会的影響!

エルサレム・ヘブライ大学のレブ・ムチニクたちは、特定のウェブサイトに関する実験を行った。(1)

 

そのサイトは様々な記事を掲載して、見た人にコメントを投稿してもらい、今度はそのコメントに「賛成」または「反対」の票を投じることができた。

 

このサイトは、投稿されたコメントに関して、賛成の票数から反対の票数を差し引いて総得点を集計する。

 

社会的影響の効果を調べるために、研究者たちは3つの条件を調べた。

 

コメントが表示されると直ちに自動的かつ人為的に賛成票が与えられる「賛成の処理を施した」もの、コメントが表示されると直ちに自動的かつ人為的に反対票が与えられる「反対の処理を施した」もの、そしてコメントに人為的な最初のシグナルを与えない「比較対照」のための条件。

 

何百万ものサイト訪問者は、3つの条件のいずれかどれかをランダムに割り当てられた。

 

その結果、最初の賛成票を見た後で(その表は完全に人為的に投じられていた)、次の閲覧者も賛成票を投じる可能性は32%高かった。

 

さらに5か月後、最初のたった1件の賛成票が、コメントの評価の平均値を人為的に25%も引き上げた。

 

また、最初の1票は「投票数」(評価の総数)も著しく増加させた。

 

反対票については、これと同じように均整がとれなかった。

 

もちろん、最初に反対票であれば、最初の閲覧者も反対票を投じる可能性は高まった。

 

ところが、そ影響は続くことはなかった。

 

5か月後には、人為的な反対票は評価の平均値に全く影響しなかった(ただし、投票数は増えた)。

 

研究者たちは、「肯定的な社会的影響は積み重なり、実体のない評価をもたらす傾向を生む一方で、否定的な社会的影響は多数による修正の結果、力を失う」とコメント。

 

ちょっと一言

最初の良いコメントは、長期間にわたって影響しますが、反対意見についてはその効力がなくなるということです。

 

ということは、最初のコメントで過大評価されるということもありますよね。

 

アマゾンなど、ネット通販で買っても「思ったのと違う」なんていうことも。

 

ですので、レビューとかもあまり信用しない方が良いかなと思います。

 

もちろん、反対意見も修正はされてはいきますが、あまり過信はしないでくださいね。

 

スポンサーリンク
 

スポンサーリンク
 


他にも色んなジャンルから(勉強法やコミュテクなど)たくさんの記事が読めます!  
カテゴリー一覧
 カテゴリー

-社会心理学

執筆者:



【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

スポンサーリンク