社会心理学

スポットライト効果の実験!~自意識過剰になる心理学~

投稿日:2017年4月9日 更新日:


スポットライト効果、実験、自意識過剰、心理学

 

例えば、街を歩ていてふと気づくと、ズボンのチャックが開いていることに気付き、周りを見ながら急いで閉めますよね。

 

他にも、自動改札機でスイカなどをかざし、通ろうとしたら利用料金が不足していて慌てたことがある人も結構いると思います。

 

そして、周りを見たり、苦笑いをしたりします。

 

何でそんな仕草をするかというと周りに見られて、恥ずかしいという感情があるからです。

 

これをスポットライト効果と言います。

 

この効果の面白いとこは本人は周りに見られていると意識しますが、周りはほとんど見てていないということです。

 

スポンサーリンク
 

 

スポットライト効果の実験

コーネル大学のトマス・ギロヴィッチたちが行った(ちょっとしたいじめかもという)実験で、学生にダサイ(バリー・マニロウ)Tシャツを着せ、教室のドアをノックさせた。(1)

 

教室では他の学生はアンケートに答えていた。

 

そして、その学生を椅子に座らせ、その途端に立ち上がって教室から出ていくように指示。

 

その学生にどれくらい周りの学生がダサイTシャツに気が付いたかという質問に「半分くらい」と学生は答えた。

 

ところが、教室にいた学生たちに訊くと25%ほどだった。

 

実験を再度行い、今度はイケてると思うTシャツを学生に選ばせ、また同じように教室に入り出ていった。

 

またTシャツに気付いたの半分くらいだと答えた。

 

しかし、実際は10%にも満たなかった。

 

これらの実験から分かる通り、ほとんどの人は周りを気にしてないし、さらに自分がキマッていると思うほうがはるかに気づかれない。

 

おしゃれは自分の中だけで楽しめばいいんじゃないでしょうかね、こう考えると。

 

例えば、高価な新車を乗り回している時、みんな自分に注目していると思うのも立派なスポットライト効果です。

 

そこで質問です。

 

最近高価な車でも服でも高価な何かを見たことがありますか。

 

ほぼ記憶にないと思います。

 

同時に、誰が乗ったり、身に付けていたりなんて記憶はもないはずでは。

 

また、ギロヴィッチは被験者に対戦ゲームをやらせ、自分の戦いぶりを敵と味方それぞれ、どれだけ注目しているか評価してもらった。

 

結果、他の人は自分の戦いぶりに大いに注目しているが、本人は他の人のことを見ていないということがわかった。

 

話し相手が自分と同じように記憶しているなんて思わない方が良いし、新しい靴を買った時、フェイスブックの投稿などあまり他人は見ていないです。

 

研究者によると、“人は賢くもなく、またそんなに特別でもない”と。

 

まぁ、その通りかなという気がします。

 

研究者たちは、「ほとんどの人は、自意識過剰だ。誰もが自分を中心に周りを見ているからだ。自分の行動に注意を向けすぎるあまり、他人がどれだけ自分の行動に客観的に予測するのは難しい。実際に、自分のパフォーマンスの評価(そしてほかの人はこう考えているのだろいうという予測)と、実際に他人がどう評価したかを比べると、ギャップが見られることが多い」と結論付けた。

 

だから、逆にこれを利用してコミュニケーションしたらいいです。

 

要するに、承認欲求を満たしてあげれば、相手は好意をあなたに持ちます。

 

その靴、どこで買ったの?なかなか見ない色だね。

 

みたいに。

 

スポンサーリンク
 

スポンサーリンク
 


他にも色んなジャンルから(勉強法やコミュテクなど)たくさんの記事が読めます!  
カテゴリー一覧
 カテゴリー

-社会心理学

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です



【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

スポンサーリンク