社会心理学

ロバート・チャルディーニの社会的証明の原理の実験の応用例!

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昨日に引き続きまして、今日も社会的証明の原理についてです。

 

昨日は基本的に、社会的証明がどうやって機能するかということでした。

 

今回は、その応用例です。

 

より社会的証明の原理をより強力に使うにはどうすればいいかということを紹介します。

 

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正確な情報が一層社会的証明を強力にする!

アリゾナ州立大学のロバート・チャルディーニとオーパワー社のチームは、近隣世帯のエネルギー消費について、より正確な情報を伝えた方が、一層大きな影響をもたらすかどうかということを実験した。(1)

 

まず、各世帯に2つの情報を記した手紙を毎月送付した。

 

その内容は、近隣世帯のエネルギー消費の平均値と、その世帯が平均よりもどの程度劣っていっているのか、あるいは優れているのかという2種類の情報だった。

 

その結果、近隣世帯よりも省エネ(および電気代の削減)があまり進んでいないとわかった世帯は、すぐに節約に取り掛かった。

 

ところが、近隣世帯よりも節約進んでいるとわかった世帯は、反対に無駄遣いするようになってしまった。

 

この問題に対処するために、研究者たちはそういう世帯向けのメッセージに、エネルギー使用量の横にスマイルマークを付けた(「よくできました。コミュニティの価値観に従って行動できています」というメッセージを伝えるために)。

 

その結果、エネルギーを無駄に使っていた人たちは、以前のように近隣のレベルに合わせようと必死になっていた。

 

一方で、すでにエネルギーを節約できている人たちは、省エネ努力を認めるスマイルマークに喜んで、省エネ行動を継続した。

 

最終的に全体として、エネルギー使用量は減少した。

 

とはいっても、そこまで劇的に改善したわけではありませんが、エネルギー会社がかけた費用(切手やこの取り組みの費用)に対しての費用対効果はあったようです。

 

ちょっと一言

ですので、例えば、学校の風紀委員なんかはこれを使ってみると、結構うまくいく行くはずです。

 

どれだけの人が、遅刻したのか、授業のチャイムに遅れたのかなど。

 

それを数値化して、学年の平均を出して、平均より多かったクラスには数値を提示し、平均以下のクラスにはニコニコマークなんかをあげるのが良いんじゃないかと思います。

 

風紀委員なんて懐かしいですが、思いついてしまったので例に挙げました。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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