社会心理学

家を購入する時に友達の住宅の資産価値を知ってしまうと自分の意思決定が歪められてしまう!?

投稿日:2021年3月12日 更新日:


 

今回は、友達の住宅の資産価値によって、自分が住宅を購入する時にそれに引っ張られてしまうよという話です。

 

まぁ、言ってみれば、社会的証明の原理みたいなものです。

 

人間って、周りの人のやっていることを真似しようとしますからねぇ。

 

で、普段なら大した問題はないのですが、これが家を買う意思決定を行う時に影響を受けてしまったら、かなりとんでもないことになると思いませんか。

 

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友達の住宅の資産価値によって!?

ノースウェスタン大学のマイケルベイリーたちは、フェイスブックのデータから家を購入する人が友達との交流でどのような影響を受けて、経済的意思決定をするのか調べた。(1)

 

つまり、フェイスブックで家の購入者の友達関係を調べ、友達が家を購入した体験がその人の意思決定にどういう影響をもたらすのかを追跡した。

 

例えば、ロサンゼルスに住んでいるチャーリーが、家を買うか、賃貸に住み続けるかを迷っているとしよう。

 

そして、チャーリーには遠くに住んでいるボストンにいるルーシーという友達がいる。

 

その結果、もしルーシーの家の資産価値が上がっていたら、ルーシーの家の資産価値が下がっていた場合よりも、チャーリーが家を購入する可能性は高くなり、より多くのお金を出し、より大きな家を選んだ。

 

つまり、チャーリーの意思決定はルーシーに影響された。

 

ちなみに、この調査では、人の性格やその時の景気など、結果に影響し得る因子についても考察に加えた。

 

また、多くの意思決定に友達の影響はかなり受けていて、過去2年間で友達の家の資産価値が5%上昇すれば、家を購入するという意思決定が3%増し、住宅のサイズが2%多くなり、購入資金は3%増加した。

 

そして、友達の住宅への投資がうまくいっていなければ、家を売ったり、家に書ける費用を減らしたりする人も増えた。

 

さらに、チャーリーの友達の状況が成功から失敗まで幅広いほど、チャーリーはより慎重になった。

 

チャーリーには2人の友達がいて、2人とも家の資産価値が5%上昇した場合と、1人15%上昇し、もう1人は5%下落した場合では、前者の方がチャーリーに影響しやすかった。

 

ちょっと一言

遠くにいる友達の住宅価格の大幅な上昇を知った人は、賃貸からより高い住宅に移る可能性が高くなるみたいですね。

 

調査データによればは、これらの1つの関係が個人の住宅市場の期待に対する社会的相互作用の影響をもろに受けてしまうのです。

 

ということは、後で「こんなに高いものを買わなければよかった」と後悔したくなければ、冷静な判断が必要です。

 

もちろん、友達がどういう家を買ったとかは知っていいと思いますが、それによって自分の意思決定が歪められていないかと一旦立ち止まることが必要です。

 

具体的に言えば、「自分が一番何を望んでいるか」を考えればいいのです。

 

それによって、無駄な出費が抑えられると思います。

 

ちなみに、ユーチューブもやっています。
良かったらチェックしてみてください。
https://www.youtube.com/channel/UC56yqcM1OG39QIp8-pvHRCQ

-社会心理学

執筆者:



【Yoske】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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