社会心理学

寄付は科学的根拠(エビデンス)を添えると、大口の寄付者から集まりやすくなる!

投稿日:2019年4月28日 更新日:


 

寄付を募るって結構大変ですよね。

 

1回目は何とか集められても、2回目、3回目も集められるかどうか不安だなということもあるのではないでしょうか。

 

もちろん、寄付をしてくれた人には、お礼の手紙やメールを送る機会があると思います。

 

実は、その内容によって次の寄付額が増えたり減ったりすることがわかっています。

 

では、どういう人にどういう内容を送れば、寄付額が増えていくか想像がつきますか。

 

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手紙の送り方によって寄付額が変わる!?

イェール大学のディーン・カーランたちは、〈飢餓からの解放(Freedom from Hunger)〉という慈善団体と協力して数種類の募金あつめの手紙を送り、反応の違いを調査した。(1)

 

最初の手紙では、この団体によって救われたある人の姿を描いたものだった。

 

2つの目の手紙には、活動の有効性を示す科学的根拠(エビデンス)添え、最初の手紙に応じた寄付者から無作為に選んだ人たちに送った。

 

この追加情報で、以前に100ドル以上寄付したことのある大口寄付者からの寄付が増えた。

 

ところが、小口寄付者の寄付は減っていた。

 

研究者たちは、「過去に小口の寄付をしていた人たちは、チャリティの効果を示す情報によって、寄付の頻度も額も減ることがわかった。この結果は、分析的な情報によって寄付への情緒的な衝動が遮断されてしまうという別の研究とも一致する」とコメント。

 

多くの小口寄付者は、寄付は数字じゃないと思っているのですかねぇ。

 

でも、数字が大きければ大きいほど、その分救われる人の数は増えるので、個人的にはいいと思います。

 

ちょっと一言

寄付を多く集めたいなら、大口の寄付者にだけ活動の情報を手紙で送って、それ以外の人には「こんな人がみなさんのおかげで救われました」みたいな情緒的な手紙を送ればいいと思います。

 

そうすることによって、寄付額は最大になりますから。

 

寄付を募っている人は、慈善団体だけでなく、クラウドファウンディングなんかにも使える手法だと思うので、ぜひ試してみてください。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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