僕が子供の頃は、「ゲームばっかやっているとバカになるわよ」とよく母親に言われました。
だいたいの親は今でも、ゲームにネガティブな感じを持っているのではないでしょうか。
「ゲーム=悪」みたいに。
ところが、ゲームにはいろんな良い側面があることがわかっています。
今回は、その1つのお互いを助けるゲームの良い側面について紹介します。
理論的には、ゲームキャラクターが非暴力的な方法でお互いを助け、サポートするゲームは、短期的および長期的な向社会的行動の両方を増加させるようです。
ゲームでよく人助けをする人は・・・!?
アイオワ州立大学など世界中の8大学で構成されたコンソーシアムの研究者たちは、援助が求められゲームのプレイ時間とプレイヤーの現実生活での援助行動意欲の関係があるのかどうかを検証した。(1)
そのために、3つの年齢グループ(13歳以下の子供、ティーンエイジャー、大学生)でそれぞれ調査を実施した。
そして、合計3000人以上の若いゲーマーたちを対象にした。
その結果、お互いを助け合うゲームを長時間プレイしている若者たちは、プレイしない若者たちよりも実生活で友達や家族、近所の知らない人にも手助けを行う傾向が確認された。
より向社会的なゲームをプレイしたシンガポールの中学生がより親しみをもって行動していた。
日本の子供と青年の2つの縦断的サンプルでは、向社会的ゲームプレイは、向社会的行動の増加することがわかった
また、助け合うゲームをプレイするためにランダムに割り当てられた米国の大学生は、別の学生に対してより親近的に接していた。
この研究に携わったミシガン大学のブラット・ブッシュマンは、「これらの調査結果は、高社会的なゲームと援助行動の間に良い循環があることを示している」と言っている。(2)
ゲームの中でよく人助けをする人は、現実世界でもよく人助けをするってことですね。
ちょっと一言
どうでしたか。
これならゲームも悪くない、いや、むしろ良いと思いませんでしたか。
例えば、よく兄弟げんかをする子供たちにそういうゲームをやらせてみるのもありかなと思います。
助け合うこと自体、心理学的に幸福感を高めてくれたり、と良いことがあるのでやらせてみる価値はあるのでは。
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