社会心理学

親がバカだと子供もそっくり真似をしてしまうというイェール大学の研究!

投稿日:2019年8月5日 更新日:


 

子供って何でも大人のやっていることを真似ますよね。

 

では、仮に大人の間違った行動も子どもは真似てしまうのでしょうか。

 

よく、子供は親の背中を見て育つなんて言いますが、何でも真似られたら、子供を見ればその親が普段どうしているのかわかるもしれません。

 

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子供は大人を何でも真似る!

イェール大学の研究者たちは、子供は大人の手本を忠実に守るが、間違いまで模倣してしまうのかを調べた。(1)

 

まず、3歳から5歳まで幼児たちに透明なプラスチックの筒に入った恐竜のおもちゃを見てもらった。

 

そして、研究者が色々な手順でおもちゃをとりだすところを幼児たちに見せた。

 

その中には、役に立つ手順もあれば(蓋を回して開けるなど)、役に立たない(面倒くさい)手順もあった(まずは蓋の側面を羽でたたくなど)。

 

子どもたちは、どの手順がばかげていて、どの手順が役に立つかを考え、ばかげた手順をしてきすると褒められた。

 

この目的は、この大人は信用できず、行った必要のない手順を無視してかまわないことを子供たちに示すため。

 

しばらくしてから、今度は大人が不要な手順を使って容器からカメのおもちゃをとりだす様子を子供たちに見せた。

 

そして、子供たち自身にカメのおもちゃをとりだしてもらったところ、大人のやったことを過剰に模倣し、大人と同じ方法で時間と労力を無駄にした。

 

ようは、大人が間違った行動を子供が見ている内に、正しい方法を知らないままになってしまうのです。

 

これは年齢が上がれば、解消されていくと思いますよね。

 

ところが、実際は逆なのです。

 

過剰模倣の傾向は、歳を取るほど強まり、就学前の子供より大人の方が、無意味な行動をより忠実にとってしまうのです。(2)

 

人間って、みんながやっていたり、昔から続いているものはそれなりに意味があると考えてしまうのでそうしてしまうのです。

 

これを心理学では、「現状維持バイアス」と言います。

 

大人だって現状維持!?

経済学者のウィリアム・サミュエルソンたちは、参加者に意思決定の課題を与え、複数の選択肢から自分の取る行動を選んでもらった。(3)

 

一部の課題には現状維持の選択肢が含まれ、残りの課題には含まれなかった。

 

その結果、参加者は現状維持の選択肢が与えられると、たとえ他に比べて客観的に劣っていたとしても、それを選ぶ可能性が高かった。

 

儀式などを当たり前に受位入れしまいますが、行ったその現状を受け入れて慣れてしまうと、そこから逸脱することは「損失」と見なし、利益より損失の方をずっと高く見積もってしまうのです。(4)

 

これをプロスペクト理論と言います。

 

だいたい、勝率が2倍以上でないと、賭け事などには飛びつかないのです。

 

言い換えれば、チャンスが目の前にあっても、変化をすることに怖がり、現状を維持してしまうのです。

 

ちょっと一言

まぁ、進化心理学的には、伝統を重んじるとかいうよりは、繰り返しの行動の方が生き延びやすかったんだと思います。

 

だから、僕たちも同じようなことをやってしまうのです。

 

育児でも、子供に間違ったことをさせたくなかったら、まずは親がそれが正しいのかどうかを考える必要がありますね。

 

難しいですが。

 

他にも、起業とかも怖いというのはこのせいもあります。

 

ですので、たくさん小さく試していって、うまくいきそうなものだけに投資をするのが良いやり方だと思います。

 

まぁ、育児でも起業でも、何でも小さく試せば、怖がる必要もありませんので。

 

ちなみに、毎日2回人生に役立つ言葉をツイッターでつぶやいています。
良かったらチェックしてみてください。
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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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