社会心理学

やっぱり周りの意見に人間は左右されちゃうという当たり前の研究!ところが・・・

投稿日:2019年6月5日 更新日:


 

みなさんは、例えば普段好きなものを自分で選んでいますか。

 

それとも、周りに流されちゃっていますか。

 

多分、ほとんどの人は前者だと答えます。

 

ですが、実際は・・・

 

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「私は周囲に流されていないわ!」

 

ハーバード大学の心理学者ダニエル・ギルバートは、学生41人を集め、短時間の会話デートをしてもらった。(1)

 

その設定は、33人の女子学生に8人の学生に次々と会って、5分間の会話をする連続デート。

 

その際、会話をしてもらった後、女子たちに男子の魅力を評価してもらった。

 

具体的な方法として、各デートの前に次に会う男子のプロフィールを女子たちに見てもらった。

 

名前、年齢、慎重、出身地、趣味や好物などの個人的なデータが顔写真と一緒に記されていた。

 

そして、その記載内容からこの男性と会話がどれだけ楽しいのかを100点満点で予想してもらった。

 

また、直前にその男性とデートした女性が実際にその男性につけた点数も知らされていた。

 

その後位、実際に会話をしてもらい、その時の楽しさを再度100点満点で評価してもらった。

 

その結果、両者(予想と実際)には平均で22点も開きがあった。

 

想像していたよりは楽しかった、つまらなかったというのは相手によって異なっていたが、いずれにしろ相手のプロフィールから現実の魅力を予想できないということがわかった。

 

ところが、実際につけた点数は予想とは違っていたが、直前の別の女性がつけた点数とは11点しか開きがなかった。

 

つまり、自分が下した評価は自分自身ではなく、前の他人の判断に近かったということ。

 

さらに、女子たちに「自分の予想と他人の評価はどちらが当たっていましたか」と訊いたところ、75%が自分の予想の方が正確だったと回答した。

 

つまり、他人の意見に振り回されているとは気づいていなかった。

 

また、「これからデートをする男性について、自分自身で行う止そうと、他人が下した評価とでは、どちらが自分の主観に近いでしょうか」と尋ねたところ、なんと84%もの人たちが自分の予想だと答えた。

 

 

ちょっと一言

これって別に女子学生の話に限った話ではありません。

 

ブランド、音楽、芸術、文学などありとあらゆるものは、あたかも自分で判断して好きになっているものだと勘違いしているだけです。

 

だからといって、「自分の頭で考えろ」なんてよく言われますが、社会の中で生きていたらなかなか難しいです。

 

ですので、ある程度流されるのは仕方のないことだと思って受け入れて、自分の中で「この領域だけは自分で判断したい」というルールを作っておくのもいいかもしれません。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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