社会心理学

内集団バイアスって小さい子供や乳児でもかかるのか?という実験

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今回は内集団バイアスについてです。

 

内集団バイアスっていうのは、自分が属している集団を好むこと。

 

つまり、それ以外の集団を不公平に扱ってしまう思い込みのことです。

 

これは、たいていの集団に起こりがちです。

 

ただ気がついていないだけで。

 

ですが、このバイアスって大人はもちろんですが、小さい子供にも影響を与えるのでしょうか。

 

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Tシャツの色が同じなだけで!?

ハーバード大学のスーザン・ケアリーたちは、5歳児でも内集団バイアスにかかるのか調べた。(1)

 

3 つの実験 (合計 N=140) では、無作為に割り当てられた「最小」グループへの 5 歳児のメンバー同士がグループ間バイアスを誘発するのに十分であるという仮説をテストした。

 

子供たちはグループにランダムに割り当てられ、なじみのないグループ内またはグループ外の子供の判断を伴うタスクにやってもらった。

 

子供たちに様々な色(赤、青、緑、オレンジ)のTシャツが与えられ、それから自分と同じあるいは違う色のTシャツを着た子供たちの写真を見せられた。

 

子どもは自分が着せられたTシャツがランダムにに割り当てられたことを理解していたし、写真の子供たちの間には、Tシャツの色以外に特に違うところはなかった。

 

その結果、それにもかかわらず、子供たちは同じ色のTシャツを着ている好意を示した。

 

彼らに貴重な資源(おもちゃのコイン)をより多く配分したり、彼らについてよりポジティブな意見を言っていた。

 

また、自分と同じTシャツのグループに属す子供たちは親切で、おもちゃを分けてくれる可能性がより高いと感じていた。

 

子供たちは、自分の属す内集団の好意的な行動をより良く憶えていたり思い出すことができていた。

 

自分と同じタイプの子供の行動を伝える好ましい情報を頭に入れるから。

 

こうしたあらゆる現象が生じた理由は、無作為に着せられたTシャツの色だけにあった。

 

生後3か月後の乳児でも!?

ケント大学のデビッド・J・ケリーたちは、視覚的嗜好 (VP) パラダイムを使用して、新生児と幼児の民族性に対する感受性をテストすることにより、これを明らかにするため実験を行った。(2)

 

その結果、生まれたばかりの乳児は、自分の民族グループまたは他の民族グループの顔に対して自発的な好みを示さなかったが、生後 3 か月の乳児は、自分の民族グループの顔に対して有意な好みを示した。

 

これらの結果は、民族の違いに基づく優先的な選択性は、生後数日では認知しなかったが、生後 3 か月以内に学習されることを示唆した。

 

ちょっと一言

人間って先天的でないにしろ、かなり早い時期に自分と似ている人を好むのですね。

 

まぁ、だから仲良くなりたければ「共通点を探せ」ってよく言われますが、服装とかが少し似るだけでも効果があるのではないかと思いました。

 

話すのが苦手な人は好意を持っている人の外見を少し似せると良いかもしれませんね。

 

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