社会心理学

事故を起こさない人の特徴!~事故を起こさないための対策とは?~

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事故を起こさない人ってどういう人だと思いますか。

 

多分、「慎重な人」だと答える人が多いのはないでしょうか。

 

結論から言えば、正解です。

 

注意深い人は、期待主義とも言い、注意深くあることに努力をし、知覚された現在の価値と知覚された未来を区別することができます。

 

つまり、未来のことを考えて、現在のことを我慢できる人は行動が慎重になるのです。

 

反対に、目先の欲望を満たそうとする人は安全を犠牲にしてしまうのです。

 

そういう人の多くは暴力的です。

 

ここまでをまとめると、慎重で安全志向の傾向は、現在の価値と未来の価値との間のバランスによるということです。

 

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事故と暴力死の関係って!?

このバランスが時代の変化とともに変わってきたかを知るために、「暴力による死亡」率についての国際統計があります。

 

暴力死には3つのカテゴリーがあります。

 

あらゆる種類の事故による死亡、交通や産業、殺人、自殺です。

 

ヨーロッパ、アメリカ、環太平洋と世界中から31か国のデータが収集されていて、20世紀の最初から75年間について比較した文献があります。(1)

 

残念ながら75年以降のものはありませんが、75年間かけてのパターンは、戦争の期間を除いてほとんど変化していませんでした。

 

つまり、20世紀の最初と75年を比較しても変化はなかったのです。(2)

 

暴力による死亡率は、今機関に進歩した医学や教育、工学、法律上の改革に影響を受けなかったのです。

 

ちなみに、20世紀の最初の時代と75年あたりの時代は全く環境が違います。

 

大規模な環境変化がリスクテイキングの形態に影響を与えたかもしれませんが、全体の水準には影響しませんでした。

 

つまり、医学や技術の進歩は、暴力による死亡率を下げなかったのです。

 

20世紀の最初は、自働車すらめったに見られなかった時代に対して、1970年代では全事故死の約半数が交通事故によるものです。

 

つまり、自動車の登場が交通に関する限り、暴力による死亡率にあまり影響を与えていないことがいます。

 

他にも時代とともにあらゆるものが進歩してきたにもかかわらず、暴力による死亡率が低下しないのは、リスクを好むことが要因だと考えられています。

 

そういう人たちはスピードを出し、ブレーキをあまり踏まず、信号を無視したりと目先の利益のために安全をないがしろにするのです。

 

そして、1990年代の研究においては、安全行動・不安全行動の個人差と、個人の関心が未来に向いるか、現在に向いているか測定した結果を関連付けようとしたものがあります。

 

それゆえ、事故防止と(ライフスタイルに依存する)健康対策の観点からすれば、現在の知覚された価値との比較で将来に知覚された価値がわかるかもしれません。

 

つまり、将来の価値が大きければ大きいほど、人は用心深くなることが期待できるというわけです。

 

事故を起こさない人の特徴とは?

ケベック大学の自動車ドライバーを対象にした研究では、将来に比較的高い価値を置いている人たちは、より交通安全に好ましい態度を持ち、違反の原点が少なく、交通事故も少なかった。(3)

 

また、アメリカの大学では、将来志向の強い学生は、禁煙(4)およびリスキーな性的活動を控えることが多いという知見が得られている。(5)

 

クイーンズ大学では60人以上の学生に、健康と安全に良い8つの行動と実践度合いをを報告してもらった。(6)

 

8つの行動とは、安全運転、シートベルトの着用、適度な飲酒、健康な食事、禁煙、定期的な運動、少数の性的パートナー、コンドームの使用。

 

また、個人の時間的展望を、将来の価値、現在の価値、将来の計画の3つの側面から測定する自己報告紙に書いてもらった。

 

その結果、少数の性的パートナーとコンドームの使用を除き、健康と安全に関する行動は、時間的展望質問紙の得点から予測することができた。

 

さらに、健康と安全に最も関連が強かったのは、将来の計画だった。

 

ようは、将来の計画を立てている人は、将来に価値を置いているので慎重な行動をとり、安全を重視するということです。

 

言われてみれば、当たり前に感じてしまいますよね。

 

また、カンザス州の企業では、従業員の健康に対する金銭的なインセンティブを使って、血圧とコレステロール値のを改善することに成功した。(7)

 

他にも、体重管理にインセンティブ・アプローチを使っている会社もいくつかあり(8)、体重管理の様々なインセンティブ・アプローチが、異なる条件下で比較されている。(9)

 

さらには、将来により大きな希望を持つことは、安全で健康的な生活習慣を身につけるように、人々を刺激するだけではなく、ライフスタイルに依存しているかどうかに関わらず、身体的な病気に対する抵抗力を高めてくれることが多くの研究で証明されている。(10)

 

他の研究では、人をより楽観的な傾向にする効果のある介入により、実験参加者の免疫機能が改善したことを示した研究結果も出ている。(11)

 

近年の研究では、楽観主義はそれが現実であろうとなかろうと、HIVやエイズに感染した体に抵抗力を与える可能性が示されている。(12)

 

多分、ここで言う楽観主義というのは、将来に価値を置いた前提で言っているのだと思います。

 

ちょっと一言

事故を起こさない人は、将来に価値を置き、健康的で、楽観的で、一番重要なのは将来に計画をきちんと立てている人たちでした。

 

もし、事故を起こしたくないなら、こういうことを基準にしてみるといいと思います。

 

技術の進歩に頼るのではなく。

 

というか、無関係っぽいので頼らないほうが良いと思います。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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