社会心理学

ロバート・チャルディーニの社会的証明の基本的な実験(例)!

投稿日:2019年11月18日 更新日:


 

心理学を勉強している人なら、「社会的証明の原理」という言葉を知っているかもしれません。

 

中には、知らない方もいると思いますが、ザックリ言えば、みんなのやっていることは正しいからそれに倣おうという社会心理なのです。

 

言葉だけ聞くと、なんだか難しそうですが、人間というのは周りの行動を見て真似をするのです。

 

では、実際にどんなことに役立てるのでしょうか。

 

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社会的証明のすごさ!

アリゾナ州立大学の心理学者ロバート・チャルディーニたちは、人々に省エネを促すためにある実験を行った。(1)

 

まず、研究者たちは、サンディエゴ郊外の町で住宅を一見ずつ回り、ドアノブに省エネのメッセージをかけた。

 

メッセージの内容は4種類あった。

 

1つ目は「環境のために」、2つ目は「未来の世代のために」3つ目は「お金を節約するために、と住民に節約を呼びかけるものだった。

 

そして、4つ目は「近所の人たちは大半毎日、省エネ行動を実践しています」という内容だった(これは本当の内容だった。ほとんどの住民が一応省エネのためのちょっとした行為を実践していた)。

 

そして、月末にメーターを確認した結果、近隣の世帯も同じことをしていると知らされた世帯のみが、エネルギー使用量が大幅に減っていた。

 

ちょっと一言

色んな施設などに行くことがあると思いますが、「節水のご協力ください」とか、「子供たちの未来のために」みたいなフレーズがありますよね。

 

でも、本気で行動を促したければ、社会的証明の原理を使えばいいのです。

 

「ここにいる人たちはこれだけのことをやっています」というふうに。

 

だからといって、「だから、あなたもやりなさい」みたいなことは書いたり、言ったりしないでください。

 

心理的リアクタンスといって、人間は誰かから命令されると反発するようにできているのです。

 

ですので、社会的証明の原理だけを使うのが良いと思います。

 

なぜ、これが効果があるのかと言えば、人間には帰属意識があるからです。

 

つまり、仲間はずれが嫌なのです。

 

だから、この効果は人を動かすには強力なテクニックなのです。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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