社会心理学

偽善者とは何なのか簡単に説明!~偽善者の心理的な特徴~

投稿日:2018年12月2日 更新日:


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「あいつは偽善者」だとかっていうことを聞いたことがあるかと思います。

 

しかし、それは個人の見方にすぎません。

 

「偽善者」の言葉の意味を僕は深く知りませんが、心理学的に「偽善者」に見られる人たちの特徴などについて紹介しようと思います。

 

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偽善者に思われる人とは?

社会心理学のケイトリン・パウエルたちの研究で調べたのは、偽善がそれまで批判してきた同じ行動を他人が見て、どれほど喜ぶかというものだった。(1)

 

まず、この実験に参加した学生に、同じ大学に通う学生のインタビュー記事を読んでもらった。

 

記事には、その学生が剽窃を削除し、同時に罰することを目指した大学組織の熱心なメンバーであることを繰り返し語られていた。

 

インタビューで、学生は「私はカンニングや剽窃をする学生を見ると、本当に頭に来るんですよ。ただ怠けているだけじゃないですか。私たちの活動は、最近だけでも3件のカンニング犯を罰することに貢献できたのですよ」と語った。

 

一方、他の条件の参加者には、この学生は単に大学のクラブのメンバーであることが告げられた。

 

そして、同じ学生の後日談の書かれた記事を読むが、それは二つある道徳的な過ちのうち、どちらか一つで告発された、という内容だった。

 

剽窃、もしくは窃盗をした角で捕まり、停学処分を受けるというものだった。

 

そこで、参加者が記事を読み、終わった後に質問用紙を渡して、その学生と学生の過ち、それに続く罰について、彼らがどう思い、どう感じたかを測定した。

 

その結果、単なるクラブのメンバーだった学生と比べて、学業的な不正を見つけることに関わる組織のメンバーだったのに、その後、自分も不正をしてしまった学生の方が、より偽善的とみなされた。

 

この時、参加者たちは学生に下された罰も、より相応しいだけでなくよりより喜ばしいとも思っていることがわかった。

 

偽善者の過ちが喜ばれる!?

さらに、記事の学生が所属していた組織(不正行為を見つける組織化、大学のクラブ)の違いによる、二種類の不正行為に対する反応を比べることも研究の目的だった。

 

記事の学生がクラブの一員だった場合は、不正行為の内容(窃盗かカンニング)に関わらず、その後の罰は等しく相応しいと見られ、同程度の喜びが経験された。

 

一方で、剽窃に批判してきた学生が同じことをして捕まった時は、参加者たちはより喜んだ。

 

ようは、不正行為と、その前から自らを嫌悪すると語っていた不正が合致することで偽善の感覚と不幸の相応性を高めたというわけです。

 

剽窃について批判してきた知識が、捕まった学生に対する感情が変化したのです。

 

逆に言えば、そういう学生が窃盗でつかまった時は参加者たちはある程度相応しいとは思いましたが、そこまで喜びはしませんでした。

 

ちょっと一言

自分が批判してきたことを自分も同じことをやってしまった時に偽善的だと思われることがわかりました。

 

ですので、あまり声高に「これが正しい」みたいなことを豪語しないほうが、良さそうな気がします。

 

ただ、自分のハードルを上げてしまい、間違いを犯したときに偽善的に見られるので。

 

ちなみに、自分が良いことをしたと思うと、それ以上に悪いことをしてしまうモラル・ライセンシングという効果が働くので、あまり自分は良いことをしているとは思わないほうが、かえって悪いことをしにくくなります。

 

また、そういう人にも近づかないほうが良いと思います。

 

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【ヨースケ】

大学を出て多くの就職面接に失敗。そして、日本の企業には就職しないことを選択。好きなことの中の1つは読書。その知識をシェアしたいと思い、ブログを始めました。

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