「不安」って、できればなくしたいですよね。
実際に、不安がありすぎると脳はパニックを起こし、いつでも危険に目が行きがちで攻撃態勢に入ってしまうのです。
ですが、見方を変えれば、これが集中状態なのです。
なぜなら、不安に感じていることだけに意識を向けていますので。
ですので、極端なことを言えば、不安を全く感じない人は集中できません。
不安や恐怖は、「緊張」と言い換えることもできます。
集中にはある程度の緊張(とリラックス)が必要なのです。
ただ、不安は漠然としたものだと話は違ってきます。
不安が恐怖に思える時!
放射線学が専門のイシドロス・サリノプロスたちは、不安が脳に与える影響を調べた。(1)
まず、被験者たちに素の表情や恐怖の表情といった様々な表情の表情の写真を見せた。
素の表情のの直前には「○」を見せ、ネガティブな表情の前には「×」を見せた。
それからあるときには、次にどういう表情が出てくるかわからないように「?」マークを見せた。
被験者たちは、「?」マークを見せられると、「×」を見せられた時より恐怖を示した。
「次にどういう表情が来ると思いますか」と尋ねられると、「?」を見せられた被験者の75%が恐ろしい表情が来ると答えた。
被験者たちの脳は、「矛盾」に関連する中枢(前帯状皮質)や「嫌悪」に関連する「島」が過剰な活動を示していた。
ようは、不安というのは何が起こるかわからない状態のことで、これが世界観を歪めてしまうのです。
ですが、この事実を知っていれば、不安はかなり減らせます。
つまり、何が不安なのかを明確にすれば、対策が立てられやすくなるので、不安に怖がる必要がなくなるということです。
多分、幽霊が怖いって思うのもこのせいだと思います。
幽霊自体が存在するのかわかりませんので。
ちょっと一言
多くの不安は、漠然としたものでそれが予測できない時に恐怖を感じるということでした。
ですので、何が不安なのか明確にするために紙に書き出してしまいましょう。
書き出すことによって、自分でも気がつかなかったことなどが見えてきます。
お化けは何だか大きく見えますが、明るくすれば(明確にという意味)、意外と小さかったことに思えると思えます。
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