今回は、ストレスに強くなる方法です。
とは言っても物理的なストレスのことです。
もちろん、ストレスと言えば、心理的な方を思い浮かべる人もいるかと思いますが、今回の研究では電流を使ったストレス耐性によるものです。
電流を流して、どういう人の手を握れば一番痛みを感じにくくなるかというものです。
論文には、社会的接触はおそらくさまざまな人生のストレス要因に直面した感情的反応の社会的規制の機能として、健康と幸福の向上を促進すると書かれています。
ですので、心理的なストレスでも効果はあるかと思います。
痛みに強くなれるのは!?
バージニア大学のジェームズ・コーンたちは、この機能的磁気共鳴画像法(fMRI)を使い、16人の既婚女性が、夫の手、匿名の男性実験者の手を握っている間、またはまったく手を握っていないときに感電させ、どのくらい痛みに耐えられる実験した。(1)(2)(3)(4)
その結果、被験者が一人でいる時は、脳の中で闘争逃走反応が起き、神経回路が活性化して混乱状態にあった。
赤の他人が握った時は若干の鎮静効果はあったが、最も劇的に効果があったのは身近な人が手を握ることだった。
さらに、神経脅威応答に対する配偶者の手を握る効果は夫婦の質のによって変化し、夫婦の質が高いほど配偶者の間の右前頭回、上前頭回、視床下部における脅威関連の神経活性化が少なかった。
ちょっと一言
ということで、やっぱりという感じでしたね。
この実験は物理的な痛みでしたが、心理的な痛みにも効果があるような気がします。
断言はできませんが、恋人がいる人はとりあえず普段からお互いの手を握り合うことでストレスに強くなれるかもしれせん。
もしかしたら、天然の鎮痛剤になっているかもしれませんので。
また、子供がいれば、同じような効果が得られると思います。
多分、親と触れ合うことで痛みに強くなれる子どもに育つかもしれません。
まぁ、いずれにしろやってみて損はないかと思います。
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