今回はストレス対策についてです。
ストレスについては、ほとんどの人がいつでも悩んでいるかと思います。
そして、ストレス対策についての書籍も腐るほど出ています。
でも、そんな本を読むひまなどないと思っている方もいるかと思います。
そこで、今回は誰にでもすぐできるストレス対策を紹介しようと思います。
さらに、それができると自信がわき、説得力まで上がってしまうのです。
自分と距離を置くことでストレスが減る!?
ニューヨーク州立大学バッファロー校のリンジース・トリーマーたちは、自分と距離を置くことでストレスが減るかどうかを調査した。(1)
チャレンジ/脅威の生物心理社会モデルの心血管測定を適用して、2つの仮説をテストした。
その結果、スピーチの準備中に非一人称(対一人称)の代名詞と自分の名前を使用して自己距離を置いた参加者は、スピーチをしている間、より大きな挑戦と一致する心血管反応を示した。
また、スピーチを評価したオブザーバーの目にも効果は明らかで、自信にあふれ、説得力のあるスピーチをしていた。
さらに、自己距離の効果は、無関係なトピックに関する2回目のスピーチ中に相対的な挑戦の形でも持続しました。
これらの調査結果は、自己距離がストレスの低下に基づいて単に応答をミュートするのではなく、アクティブパフォーマンスストレッサーの間にポジティブな側面の経験につながる可能性があることを示唆した。
自分と距離を置けば無駄な喧嘩もなくなる!
ウォータールー大学のイゴール・グロスマンたちは、自分の問題と比較して、他の人の問題についてより賢明に推論できるかどうか調べた。(2)
つまり、知識の限界と妥協と将来の変化の重要性を認識し、他の人の視点を考慮した。
その結果、自己距離化をした参加者は個人的な危機(パートナーの浮気など)について考える時により謙虚に妥協点を見いだし、進んで相手の立場を考えるようになった。
研究者は、「オブザーバーの立場になれば、たちまち知りたいという意欲が高まり、状況を理解しようと努めるだろう。自己距離化はたいてい謙虚さを伴い、異なる視点を考慮して、融合させようとする姿勢が生まれる」と説明。
ちょっと一言
自己距離化って、自分の心を切り離すことで言葉で言えば簡単ですが、最初は難しいかもしれません。
ただ、自分に対して自分の名前で考えてみることを習慣化するといいと思います。
例えば、「俺は~」ではなく「ヨースケは~」みたいに頭の中で考えると自己距離化ができるようにできます。
ただ、誰かと話すときはそれをやるとおかしくなるのでやめてください。
後は普段から他人が悩んでいることについて考えてみると自動的にオブザーバーとして考えられるようになれます。
それを自分の悩みに当てはめて考えたりするのもいいかと思います。
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